2020年に楽天koboのSPU +0.5倍のために漫画だけでなく専門書を電子書籍で購入するようになり、あわせて電子書籍リーダーの購入を考えていました。
楽天の電子書籍リーダーは購入レビューが少なかったのと、実店舗にも商品が置いてないところが多かったので全種類購入して使用感を試してみました。
まずは楽天電子書籍リーダーの中でも最上位「プレミアムモデル」と呼ばれるKobo Formaから徹底紹介してみたいと思います。
Kobo Forma 商品基礎スペック

Kobo Formaの最大の魅力はなんといっても8インチの大画面にあります。
持ち運びには適度なサイズでかさばらず、外出先で読むにも目が疲れにくくとても絶妙なサイズです。
Kobo Forma商品詳細・仕様
以下公式楽天ブックスの商品ページより引用したものを一部抜粋して掲載しています。
ディスプレイサイズ | 8.0インチ |
---|---|
解像度 | 300ppi |
内蔵メモリ容量 | 約32GB(テキストベース本:約28,000冊 / コミック:約700冊) |
サイズ | 177.7 * 160.0 * 4.2 – 8.5 mm |
重さ | 197g |
防水 | IPX8 規格準拠 |
本体カラー | ブラック |
価格 | ¥34,980(税込み) |
Kobo Forma 32GBを様々な角度から徹底解説
次は、実際に商品を撮影したものです。
公式ページには書かれていない詳細情報も記載しています。
(サイズに関してはメジャー寸法ですので、多少の誤差があるかもしれません)
外箱
外箱はさすがプレミアムモデルというだけあって、かなり丈夫に作られています。
初期の封を外した後も箱の開閉は磁石式になっているので、簡単に箱の開閉ができます。
画像だと見づらいですが、リサイクルに出しやすいようにしているためか箱の切り取り線が書かれています。

中身
箱の中身は以下6つです。
- 本体
- USB接続用ケーブル(micro USB Type-B 一般的なAndroid端末と一緒)
- クイックスタートガイド
- 保証書
- 取扱注意書
- カスタマーケア番号

ちなみに楽天の電子書籍リーダーの中でもKobo FormaだけType-Bの差込口が両面対応になっています。

Kobo Formaは楽天の電子書籍リーダー4種類のうち、唯一フロントベゼル(液晶を囲んでいる枠)と液晶画面の段差がありません。
純正カバーにぴったりくっつくので携帯時の安全性も高まり、画面の隙間の掃除を気にしなくて済みます。

大きさ比較
以下大きさ比較のためにいくつかの物と一緒に撮影しています。
楽天Pashaで手に入れたカルピス500mlと比較
撮影上どうしてもカルピスと高さが合わないように見えるので、Kobo Formaの箱で下側を揃えています。
楽天経済圏で重要になる楽天Pashaについて詳しく知りたい場合はこちらを参照ください。
(別タブで開きます)
Kobo Libra H2O (ホワイト)と比較
楽天KoboのスタンダードモデルのKobo Libra H2O (ホワイト)と比較してみました。
Kobo Libra H2Oは7インチなのでKindle Oasisと同じサイズです。
単純に並べて比較してもひとまわり以上大きいことがわかります。

ディスプレイサイズ | 7.0インチ |
---|---|
解像度 | 300ppi |
内蔵メモリ容量 | 約8GB(テキストベース本:約6,000冊 / コミック:約150冊) |
サイズ | 159.0 * 144.0 * 5.0 – 7.8 mm |
重さ | 192g |
防水 | IPX8 規格準拠 |
本体カラー | ブラック / ホワイト |
価格 | ¥25,080(税込み) |
楽天の電子書籍リーダー4種 + iPhone8+ と比較
右から
- Kobo Forma (プレミアムモデル)
- Kobo Libra H2O (スタンダードモデル)
- Kobo Clara HD (エントリーモデル)
- Kobo Nia (お手軽価格のモデル)
- iPhone 8+

機種名 | Kobo Nia | Kobo Clara HD | Kobo Libra H2O | Kobo Forma |
---|---|---|---|---|
ディスプレイ | 6.0インチ | 6.0インチ | 7.0インチ | 8.0インチ |
解像度 | 212ppi | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
内蔵メモリ容量 | 約8GB | 約8GB | 約8GB | 約32GB |
サイズ(mm) | 159.3 * 112.4 *9.2 | 157.0 *111.0 * 8.3 | 159.0 * 144.0 * 5.0 – 7.8 | 177.7 * 160.0 * 4.2 – 8.5 |
重さ | 172g | 166g | 192g | 197g |
防水 | × | × | IPX8 規格準拠 | IPX8 規格準拠 |
本体カラー | ブラック | ブラック | ブラック / ホワイト | ブラック |
価格(税込み) | ¥10,978 | ¥15,180 | ¥25,080 | ¥34,980 |
Kobo Forma セットアップの流れ
Kobo Formaのセットアップには以下の2種類あります。
- Wi-Fiに接続してセットアップ
- PCにUSB接続してセットアップ
今回はそのうちの
- PCにUSB接続してセットアップ
の手順を説明していきたいと思います。
本体を起動
箱から取り出すと言語選択のページが表示されていますので、自分が読みやすい言語を探します。

今回は日本語を選択しました。
画面をタップすると該当部分が黒くなり、次のページへ進みます。

「楽天Koboへようこそ!」と表示が出るので、
- PCにUSB接続してセットアップ
をタップします。


以下の画面になったら電子書籍リーダー端末側の初期設定は終了です。
付属のケーブルをパソコンにつなげて楽天Koboデスクトップアプリで続きの操作をします。
(ケーブル接続は一番最初でも問題ありません)

PCに接続・同期する
次に、予めダウンロードした楽天Koboデスクトップアプリを起動します。
まだダウンロードされていない方はこちらよりダウンロードできます。
>>>楽天koboアプリのダウンロード
電子書籍リーダーを接続した状態でアプリを起動すると、再ログイン通知画面が出ます。
お使いの楽天市場IDを入力後、2段階認証をクリアしてログインします。

二段階認証は2ページあります。
物によっては難易度がかなり高いので何回か繰り返す必要が出てくるかもしれません。

ログイン完了後は自動でセットアップが完了します。
スキップボタンで本の追加をスキップできますが、時間の余裕があればそのままでも良いかもしれません。(ここはお好みです)

「セットアップが完了しました!」と出て「次へ」を押した後、以下の画面が出たらアプリでの作業は完了です。


PCと接続解除する時の注意点
セットアップを完了した直後にそのまま抜くと電子書籍リーダーの寿命が縮んだり、思わぬ不具合が出る可能性があります。
接続解除をするときは多少面倒でも、以下の手順で電子書籍リーダーを取り外しましょう。
アプリ右上のアイコンから、一番左のマークをクリックします。

以下のポップアップが出るので、OKを押します。
右上のアイコン欄から先ほどのアイコンが消えたら安全に取り外しができた印です。


新しい本を端末にダウンロードする
続いて、セットアップ完了後にPCから新しい本を端末にダウンロードする方法です。
(Wi-Fi環境がある方は接続なしでも自動同期されます)
任意の画面で付属のケーブルでPCと電子書籍リーダー本体を繋ぎます。

PCに正しく接続された場合、電子書籍リーダー側に通知が出てきます。
画面上の「接続」をタップして、「PCに接続されています。」と出たら電子書籍リーダー側の手続きは終了です。



続いてPC側の操作です。
楽天koboアプリを開き、「電子書籍リーダー」タブへ移動します。

右下にあるアイコンをクリックして灰色になったらダウンロード待機の画面です。
冊数が多いと待機時間が長いので、気長に待ってみましょう。

楽天koboアプリは右下のアイコンの種類によって電子書籍リーダーにどの程度同期されているかが分かります。

Kobo Formaで本を読もう!
実際に紙の本と比べてどの程度見た目に差があるか比べてみました。
今回使用した書籍はこちらです。
書籍名 | PythonでExcel、メール、Webを自動化する本 |
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サイズ | 15 * 21 cm |
紙の本とKobo Formaの見え方の違いを比べてみた
大きさ比較に楽天Pashaで購入した500mlカルピスを使用しています。
大体の大きさ目安になればと思います。
楽天Pashaについてもっと知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
表紙

単ページ

見開き

Kobo Forma で漫画を読もう!
我が家に単行本漫画が一冊もなく、比較できずでしたので500mlカルピスを参考にしていただければと思います
単ページ

見開き

外出時は純正カバーをつけて持ち歩こう !

Kobo Formaにはブラックの一種類のみですが、純正スリープカバーが発売されています。
Kobo Forma 純正スリープカバースペック
商品名 | Kobo Forma スリープカバー |
---|---|
カラー | ブラック |
素材 | 外側 / PUレザー 内側 / プラスチック |
サイズ | 180.0 * 163.0 * 12.0 mm |
重さ | 130g (本体とセットで約327g) |
価格 | ¥5,038(税込み) |
純正スリープカバーは画面側はもちろん、背面も覆うデザインです。
カバーをつけた状態でも、一番分厚い持ち手の部分が1.2cmほどしかないため、手になじみやすく携帯性も抜群です。

カバースタンド傾斜度
縦置き

横置き

まとめ
改めてKobo Formaのスペックをおさらいしてみます。
公式の数値だけでなく、実数値も載せているので購入の際の目安にしてみてください。
ディスプレイサイズ | 8.0インチ |
---|---|
解像度 | 300ppi |
内蔵メモリ容量 | 約32GB(テキストベース本:約28,000冊 / コミック:約700冊) |
サイズ | 177.7 * 160.0 * 4.2 – 8.5 mm |
重さ | 197g |
防水 | IPX8 規格準拠 |
本体カラー | ブラック |
価格 | ¥34,980(税込み) |
本体外箱 | 215 * 195 * 29 mm |
---|---|
本体サイズ | 177 * 157 mm |
本体画面 | 160 * 120 mm |
カバー付き厚さ | 10 – 12 mm |
付属ケーブルの長さ | ケーブルのみ : 95.5 cm 端子含めた全体 : 101.2 cm |
まだkindleが1種類しかなかった時に電子書籍に挑戦して挫折した私ですが、Kobo Formaはかなりストレスフリーで読み続けられています。
以前は外出時に読む本で悩んでいましたが、現在は純正カバー付きKobo Formaを外出時に持ち歩くだけなので本の種類も重さも悩まずに済むようになりました。
今回記事を書くにあたって、唯一感じたKobo Formaのデメリットは本体持ち手側についている電源ボタンが(非常に)押しにくいことでした。
スリープカバーを使用するのであれば自動的に電源がON / OFFとなるので気になりませんが、単品で使うのであれば要注意です。
現在国内で一番の知名度を持っているkindleでも同価格帯の商品が取り扱われています。
(Kobo Formaと比較するため、wifiモデル、広告・オプションなしで作成しています)
商品名 | Kindle Oasis |
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ディスプレイサイズ | 7インチ |
解像度 | 300ppi |
内蔵メモリ容量 | 8GB / 32GB |
サイズ | 159 * 141 * 3.4 – 8.4 mm |
重さ | 188g |
防水 | IPX8等級 |
本体カラー | ブラック |
価格 | 8GB : ¥31,980 / 32GB : ¥34,980 |
Amazonをメインで使う方はKindle一択ですが、楽天経済圏での生活を考えると楽天の電子書籍リーダーの中で選ぶことがポイント消化とSPUでのポイント獲得の両方の面から良いと考えられます。